いっしょけんめいハジメくん(14)

新会社を設立して根津忠商事を退社したハジメ。
しかし、かつての同僚で行動を共にしたのは課長の山川だけだった。
それもそのはず、会社の所在地は山奥。
わらぶき屋根の一軒家が社屋で、その様子を見て他のメンバーは尻込みしてしまったのだった。
しかしその一方で、山川のつてで、変わり者ながら飛び切り優秀な男たちが設立に参加してきた・・。
コンピューターのソフトウェア会社を立ち上げたハジメたちは、早速試練に直面する。
飛び込み営業した出版社の総務部長から総会屋対策のプログラムを作るよう要請され、そのリサーチのために総会屋の事務所に潜入したハジメだったが、逆に総会屋に見込まれてしまう。
ハジメたちの会社が開発した社員研修用ソフトは、蓄積されたスタッフの登録データから、様々なケースに応じて最も適性のある人材を瞬時に選び出すスグレモノ。
このソフトを使ってファッション業界の大物社長の接待係に選ばれたのが、何と無愛想を絵に描いたような男。
とても気難し屋の女社長の接待役など務まりそうにない人物だった・・。
事業が軌道に乗って多忙になり、人手が必要になったハジメのソフト会社。
新戦力を求めてハジメは母校のK・O大学を訪れる。
しかし、田舎のベンチャー企業に就職を希望する学生はなかなか見つからない。
学生のリクルートに悪戦苦闘するハジメの様子を見て、自ら入社志願する若者が現れた。
その男は子供のような外見の医学部1年生だった。
オレ神崎聖、大学4年生。
それでこの純白のパンティーをはいた女がオレのカミさんで、優。
オレの口からいうのも変だけど、でるところはちゃんとでてスタイルばつぐんなんだぜ。
ためらうことなく結婚しちゃったんだけど、そのことは誰にも言ってないんだ。
オレがはれて大学を卒業したら、親の許しをもらおうと思ってるわけ…続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60005318