名門!第三野球部(28)
ペナントレース後半戦に入ってからの5連敗で5位にまで転落してしまったマリンズ。
その原因がチームメイトの前田と江口による八百長工作によるものだと知っていた若見は、2人を呼び出し八百長から手を引かせようと訴える。
しかし、ある日の試合直前、若見は前田の策略によって無実の罪を着せられチームの中で孤立してしまう……!!前田の代わりに先発マスクをかぶる月の屋。
相手バッターに話しかける“つぶやき戦術”が功を奏し、ヤスルト打線を5回まで0点に抑えていた! だが、ヤスルトの野林監督はパチンコ玉を使った奇策で月の屋のつぶやき戦術を封じるとさらに、急造捕手である月の屋の弱点をついた反撃に打ってでる!!野球賭博に関与した疑いをかけられ野球界から永久追放となってしまった桑本の分まで投げることを誓ったあすなろ。
中2日という無謀なローテーションのなかでなんとか完投勝利をおさめたあすなろは、ファンの罵声がふりそそぐヒーローインタビューの壇上でマリンズ、そして桑本の無罪を訴える!! 一方、野球賭博の黒幕・小池秘書は収賄罪で逮捕され、検察の取調べを受けるが……!?小池オーナーによる悪質な計画からマリンズを守るため、ジョージは今季限りでの引退とともに、マリンビールを買収したベートーベンビールジャパンの社長に就任する。
それでも先発投手不足の苦しいチームを優勝争いから脱落させないために先発を志願し投げ続けるあすなろだったが、その代償は予想以上に大きなものだった……!! 恵まれずとも遥か高みを目指して駆け抜けたピッチャー・檜あすなろの汗と涙の野球道、ここに完結!!応仁の大乱から七十数年。
尾張に一人の革命児が育っていた。
藁でひっくくった茶筅髪に縄の帯、毛ずね丸出しで荒馬を駆る吉法師こと、若き日の信長である。
群雄割拠の戦国乱世に、織田家の内部では相続をめぐって、骨肉相食む争いが繰り返されている。
斎藤道三の娘濃姫を迎えたが、信長のうつけ振りは一向に改まらない。
廃嫡すると言えば平気で「ああ、そうか」と答える。
尾張の大うつけで終わるか、天下を取るか。
うつけ者信長の目は新しい時代を指向している。
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